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農作物共済

農作物共済の仕組み

 農業は自然の影響を受けやすい産業であり、全ての農家が様々な災害の危険にさらされていると言えます。農作物共済は、災害に備えて全ての農家が共済掛金を出し合い、同時に国も掛金の半分を負担することにより、被害を受けた農家に対して共済金を支払うという、損害の補填によって農業経営の安定を図ることを目的とした制度です。

 農家と事業を実施する農業共済組合等とは共済関係が結ばれ、県連合会に再保険し、さらに国に再保険しておりますので、安心して加入できる仕組みです。

加入は?

農作物共済の引受方式等詳細へ
○作付した耕地は全て申告することになっております。
○一定規模以上の耕作者については、必ず加入することになります。(当然加入制)
 ○一筆方式

農道・畦畔などで区画された耕地(筆)ごとに作付した全ての耕地です。

 ○半相殺方式 農家単位に作付耕地全てを引受します。

 ○全相殺方式

 

 ○品質方式

 

 ○災害収入方式

(加入要件)

・農家単位に作付耕地全てを引受します。

・概ね全量を出荷し、過去5年以上の出荷数量等の資料を提供頂け、今後も概ね全量をJA等集荷業者へ出荷する事が確実な農家となります。

※品質方式は水稲のみ加入出来ます。(筑西市・桜川市・下妻市の方は選択できません)

※災害収入方式は麦のみ加入出来ます。

補償額は?

●基 準 収 穫 量 ・・・ その年の天候や肥培管理が通常のものとして、客観的に期待される平均的な収量。なお、全相殺方式・水稲品質方式・麦災害収入共済方式については原則として過去5年以上の出荷実績を基に算出します。
●Kg当たり単価
 (単位当たり共済金額)
・・・
農林水産大臣により毎年定められます。

一筆方式

(耕地の基準収穫量 × 補償割合) × Kg当たり価格 共済金額
(最大補償額)
※補償割合は、7割~5割から選択できます。

相殺方式・全相殺方式(陸稲を除く)

(すべての耕地の基準収穫量 × 補償割合) × Kg当たり価格 共済金額
(最大補償額)
※補償割合は、半相殺方式が8割~6割、全相殺方式が9割~7割から選択できます。

水稲品質方式・麦災害収入方式

(基準生産金額 × 補償割合) × 選択共済金額割合 共済金額
(最大補償額)
選択補償割合

※収穫量の減少だけではなく品質の低下も補償します。

※麦については、水田経営所得安定対策に加入する担い手と担い手以外では基準生産金額が異なります。

※補償割合は9割~7割、選択共済金額割合は9割~6割から選択できます。

※水稲事故除外方式の実施地域(筑西市・桜川市・下妻市)では水稲品質方式での加入はできません。

共済掛金は?

補償額(共済金額) × 掛金率 国庫負担額
(国が約半分を負担します)
※農家負担掛金の納入にあたっては、掛金のほかに事務賦課金が加わります。

対象となる災害は?

※自然災害・病虫害・鳥獣害等が支払の対象となります。

※事故除外方式では、一部例外を除き病虫害は共済事故に該当しません。

※通常の肥培管理や防除を講じなかったためによる減収は、分割評価となります。

共済金額の支払は?

一筆方式

7割補償の場合3割(6割補償の場合は4割、5割補償の場合は5割)を超える減収があったときに支払われます。作物の管理不良などによる減収は補償の対象となりません。適切な管理・防除をお願いします。
(耕地の減収量-基準収穫量×3割※) × Kg当たり価格
※7割補償の場合は3割、6割補償の場合は4割、5割補償の場合は5割

半相殺方式・全相殺方式(陸稲を除く)

半相殺方式は減収耕地の収穫量を合計し、基準収穫量の2割 ※1 を超える減収があった場合、全相殺方式はすべての耕地の収穫量を合計し、基準収穫量の1割 ※2 を超える減収があった場合に共済金が支払われます。作物の管理不良などによる減収は補償の対象となりません。適切な管理・防除をお願いします。

※1 8割補償の場合は2割、7割補償の場合は3割、6割補償の場合は4割

※2 9割補償の場合は1割、8割補償の場合は2割、7割補償の場合は3割

●半相殺方式の場合
(被害耕地の減収量の合計 - 基準収穫量×2割※) × Kg当たり価格
※ 8割補償の場合は2割、7割補償の場合は3割、6割補償の場合は4割
●全相殺方式の場合
(基準収穫量 - 収穫量 - 基準収穫量×1割※) × Kg当たり価格
※ 9割補償の場合は1割、8割補償の場合は2割、7割補償の場合は3割

水稲品質方式・麦災害収入方式

1割※を超える生産金額の減少があった場合に共済金が支払われます。

作物の管理不良などによる減収及び規格等の低下は補償の対象となりません。また、麦の場合そば混入による規格等の低下も補償の対象となりません。適切な管理・防除をお願いします。

(基準生産金額×補償割合 - 生産金額) × {共済金額 ÷ (基準生産金額×補償割合)}

※ 9割補償の場合は1割、8割補償の場合は2割、7割補償の場合は3割

  選択共済金額割合とは別に、補償割合を9割~7割から選択します。

無事戻し

水稲、陸稲、麦ごとに3年間引き続き全く共済金が支払われないか、あるいは支払われた共済金が3年間に納めた共済掛金の2分の1に満たない場合には、次のような方法で計算された額が無事戻し金として支払われます。ただし、総代会の議決や収支状況によっては、お返しできない場合があります。
● 支払われる場合の無事戻し金の計算
条   件 支払われる場合の無事戻し金の計算式
過去3ヶ年間共済金及び前2事業年度に無事戻し金の支払を受けないとき 3ヶ年間の農家負担共済掛金×1/2
過去3ヶ年間に支払われた共済金と前2事業年度間に支払われた無事戻し金の合計額が過去3ヶ年間の農家負担掛金の2分の1相当額に満たない場合 3ヶ年間の農家負担掛金×1/2-
(3ヶ年間に支払われた共済金+前2事業年度間に支払われた無事戻し金)
それでは3戸の例をあげてみましょう。
※掛金は毎年10,000円とします。
例1 Aさんの場合

過去3ヶ年間で、共済金・無事戻し金の支払はありません。

(10,000円×3) × 1/2 - 0円 = 15,000円

例2 Bさんの場合

過去3ヶ年間で、共済金5,000円が支払われています。

(10,000円×3) × 1/2 - 5,000円 = 10,000円

例3 Cさんの場合

過去3ヶ年間に、共済金30,000円,前2事業年度間に無事戻し金で5,000円が支払われています。

(10,000円×3) × 1/2 - (30,000円 + 5,000円) = -20,000円

従って、今年は無事戻し金の支払いはありません。