家畜講演会

茨城県西農業共済組合大会議室
平成21年12月18日

演題 「繁殖期の個体管理」
 最近では繁殖和牛を取り入れる農家の方が増えていることから、繁殖への注目が高まっています。繁殖期は、農家の方も牛も非常に神経質になりやすく、事故が起きる可能性が高くなることから、繁殖期をいかに適切かつスムーズに乗り切ることができるかが大切です。
 こうした現状をうけ、繁殖期の事故防止に繋がるよう、全国各地で巡回や講演に活躍する獣医師の石井一功先生を招いて講演会を行いました。当日は、管内の酪農家や関係機関、人工授精師等50名を超えるみなさまにお集まりいただきました。
 今回の講演では、繁殖に係る様々な障害の事例と牛の目線から考えた対策方法を、わかりやすくお話しいただきました。参加されたみなさまも参考になったようで、「繁殖期で気を付けるのは出産の時だけだと思っていた。今回の講演で、種付けの時期や方法にも気を付けることが大切だとわかり、とても参考になった」などの感想をいただきました。
開会に際して挨拶をする
事業第二部長 大場孝志 
講演を頂いた 石井一功 獣医師
会場の様子